FAQ
よくある質問
導入前にご質問の多い内容をまとめました。ここにない点はお問い合わせください。
社員・現場への影響
導入時に最も多くいただく論点です。
社員の監視ツールとして使えますか?
使えない設計にしています。目的は「誰がサボっているか」ではなく「どの案件に原価がかかったか」を把握することです。
キー入力やマウス操作の内容、ドキュメントの本文やセルの値は取得しません。計測対象として登録したサイト以外の閲覧履歴も取得しません。取得するのは対象サイト上のどの案件のファイルを、いつ、どれだけ開いていたかという情報だけです。個人の勤務態度を評価するための機能は用意していません。
社員に反発されませんか。どう説明すればいいですか?
「行動を監視する」ではなく「案件ごとの原価を把握し、赤字案件をなくすため」という目的を先に伝えることをおすすめしています。実際、工数が見えないまま人員配置や納期が決まることは現場にとっても不利益です。
製品側でも、計測が初めて開始されたときに本人へ通知を出し、取得する範囲と除外設定の方法を案内します。管理者が黙って有効化して終わり、という導入にはなりません。
現場の入力作業は増えますか?
増えません。日報や工数入力のような、毎日の入力作業は発生しません。
必要なのはファイル名や予定タイトルに案件IDを入れる運用だけです。すでに命名ルールがある会社であれば、追加の作業はほぼありません。既存の工数入力を廃止して置き換えた事例を想定しています。
見られたくないファイルがあります。除外できますか?
できます。除外したい語(例:評価、1on1、経歴書)を登録すると、その語を含むファイル名は記録されません。開いているページを1クリックで除外することもできます。
この除外設定は利用者の端末内にのみ保存され、管理者からは見えません。「何を除外したか」自体が管理者に伝わることはありません。
プライベートの閲覧は記録されますか?
されません。計測対象として登録したサイト以外はそもそも取得の対象外です。
また、5秒未満しか表示しなかったページは記録しません。タブを行き来しただけの瞬間的な表示が作業として積み上がることはありません。
取得するデータ
情報システム部門やセキュリティ担当の方からのご質問です。
具体的に何を取得しますか?
Chrome拡張機能は計測対象サイトで前面に表示されているページのURL、ページタイトル、案件の判定に必要なID、作業時間を取得します。
Googleカレンダー連携を利用する場合は、利用者本人が許可したアカウントの予定について、予定タイトル、開始・終了時刻、予定ID、参加者メールアドレスのドメイン部分を取得します。
何を取得しませんか?
キー入力・マウス操作の内容、ドキュメント本文、スプレッドシートのセル値、計測対象外サイトの閲覧履歴、スクリーンショット。いずれも取得しません。
Googleカレンダーについては、予定の本文、場所、参加者のメールアドレスそのものを取得しません。カレンダーへの書き込み・変更・削除も一切行わず、読み取り専用の権限のみを要求します。
カレンダーの予定はすべて記録されるのですか?
いいえ。顧客・案件に紐づけられた予定だけを保存します。予定タイトルに案件IDが入っている、または参加者のドメインが登録済みの顧客と一致する場合のみです。
社内定例や私用の予定など、案件に紐づかない予定は保存されません。終日予定、辞退した予定、キャンセル済みの予定も対象外です。
データはどこに保存されますか?
当社が管理するクラウド環境(Google Workspace および Google Cloud Platform)に、導入企業ごとに分離して保存します。他社のデータと混在することはありません。
閲覧は貴社専用のダッシュボードから行い、ローデータはCSVで出力できます。保存期間は契約期間中および契約終了後6か月間で、それ以降は削除します。契約期間中でも、ご依頼をいただければ速やかに削除します。
管理者は個人の作業内容をどこまで見られますか?
案件に紐づいた工数は担当者別に確認できます。案件へ紐づかなかった作業のファイル名の内訳は改善のために管理者ロールにのみ表示され、閲覧者ロールでは表示されません。
前述のとおり、利用者が除外設定した内容は管理者からは見えません。
導入と運用
導入に何が必要ですか?
対象メンバーのChromeだけです。集計環境は当社が用意するため、専用サーバーや基幹システムの入れ替えはもちろん、貴社側でご準備いただくシステムもありません。カレンダー連携を利用する場合のみ、各メンバーのGoogleアカウントが必要です。
初期設定として、顧客・案件のマスタ登録と、計測対象サイトの設定を行います。設定は管理画面から一度行えば全員へ配布されるため、各メンバーが個別に設定する必要はありません。
Chrome以外のブラウザには対応していますか?
現時点ではGoogle Chromeのみの対応です。Safari、Firefox、Microsoft Edgeには対応していません。
対象メンバーが業務でChrome以外を常用している場合は、導入前にご相談ください。
Chromeを閉じている時間や、PCを触らない打ち合わせはどうなりますか?
Googleカレンダーの予定で補完します。訪問、電話会議、対面の打ち合わせなど、ブラウザを操作しない作業時間もこれで反映されます。
実測とカレンダーが重なる時間帯は実測を優先するため、二重計上は起きません。「会議に1時間入れていたが、実際に手が動いていたのは20分だった」といった差分も見えます。
社内独自のCRMや業務システムも計測できますか?
できます。管理画面で対象サイトのURLパターンを追加すると、全メンバーの拡張機能へ自動的に配布されます。
Googleドキュメント/スプレッドシート/スライド、Salesforce、Google広告、Meta広告マネージャは初期状態で対応しています。
案件IDの記入漏れがあったらどうなりますか?
「未帰属」の作業として記録され、ダッシュボードの帰属率が下がります。どのファイルで漏れているかが一覧で分かるため、運用の改善点として追えます。
記入漏れの作業は管理画面から後から正しい案件へまとめて訂正できます。訂正の履歴も記録されます。
計測が始まっていない人がいても気づけますか?
気づけます。計測対象者の名簿と実際のデータを突き合わせ、導入後に一度もデータが届いていない人と、途中で計測が止まった人を分けて表示します。
一部のメンバーだけ計測できていない状態で集計すると、案件別の原価を実態より小さく見誤ります。これを防ぐための機能です。
締めた月の数字が後から書き換わることはありませんか?
月次締めの機能があります。締め済みとして指定した月以前は拡張機能からの追加送信も管理画面からの訂正も拒否されます。
会議で使った数字が翌月に変わってしまう、という事態を防げます。
利用をやめたらどうなりますか?
拡張機能を削除すれば、その時点で計測とデータ送信は止まります。Googleカレンダー連携も、設定画面から解除すれば発行済みの権限をその場で失効できます。
蓄積した工数データは契約終了前にCSVで出力してお渡しします。その後6か月で当社側のデータは削除します。即時削除をご希望の場合もお申し付けください。
費用と進め方
費用はいくらですか?
1ID 月額300円からです。対象10〜30名からの3ヶ月PoCを想定しています。事業内容と対象人数をお伺いしたうえでご提案します。
どれくらいで効果が判断できますか?
3ヶ月を目安にしています。「計測した工数のうち顧客・案件へ紐づいた割合が80%以上になるか」「月次レポートが経営・案件会議の議題になるか」「値付けや体制の判断が実際に変わったか」の3点で評価します。
数字が意思決定に使われなければ、続ける意味はないと考えています。
原価計算や請求まで対応していますか?
現時点では案件別の工数を正確に把握するところまでが対象です。単価設定を用いた原価計算や請求書発行の機能は含みません。
ローデータはCSVで出力できるため、既存の会計ソフトや管理表へ接続してご利用いただけます。個別のご要望は導入時にご相談ください。